3型ハイエースに取付けていたオーリンズショックを外して、5型ハイエースに取付けました。
5型ハイエースに関してはそれほど乗り心地が悪いとは思わなかったので、1年ほどノーマルショックで乗ってたんですが、、、
替えてみるとやはり全然違いますね。
コーナーでふらつくことも無いし、高速安定性やギャップに乗り上げた時の収まりが全然違うんですよ。
運転も楽しくなるし運転した後の疲労も違います。
ハイエースのショック交換はメリットだらけでデメリットが見つかりませんが、しいて言えば値が張ることでしょうか。
私が購入したオーリンズも10万円以上しましたし、人気のある玄武のクラウドウォーカーも高いですよね。
ネットでレビューを見ても満足度が高いのは10万円以上するものが多かったです。
そうなるとネットで少しでも安い店で購入して、自分で取付けるのが良いんじゃないかと。
というわけで、今回はハイエース(5型ディーゼル)のショック交換方法を解説します!
ショック交換に必要な道具
まずは必要な道具から
これは実際に私が使った道具なんですが、必ずしもすべて必要なわけではありません。
どこで使うのかは取付方法の時に説明するとして、右からザーッと説明しましょう。

- スピンナーハンドル(12.7㎜)
- ソケットレンチ(12.7㎜)
- 14㎜ソケット(12.7㎜)
- 17㎜ソケット(12.7㎜)
- エクステンションバー(12.7㎜)
- 17㎜コンビネーションレンチ
- 14㎜コンビネーションレンチ
- モンキーレンチ
- 5㎜六角レンチ
- ミニバール
- ソケットレンチ(6.35㎜)
- 12㎜ソケット(6.35㎜)
- エクステンションバー(6.35㎜)
あと写真に写ってませんが
フロアジャッキとリジットラック(馬)×2台が必要になります。
ショック交換の手順
どちらからでも良いんですが、フロントからいってみましょう。

まずはリジットラックを入れてタイヤを外します。

フロントはタイヤを外しちゃえば簡単に交換できます。

上側は14㎜のナットなんですが、そのまま回すとショックも一緒に回っちゃうんですよ。
よく見るとネジ山の上の方が四角くなっているので、そこにモンキーをかませてメガネレンチやスパナで外します。

ラチェットのメガネレンチを先に入れて

四角い部分をモンキーでつまんで外します。

下側は17㎜のボルトで固定されています。

けっこう固いのでスピンナーハンドルや柄の長い工具を使った方が良いかも。

柄の長い工具で緩めてから

ソケットレンチ等で外します。
ちなみにショックの交換ではすべて12.7㎜のソケットレンチを使いました。

外れたら下から押してギューッと縮めて、、、

下から抜き取ります。

ブッシュ類は使いまわすので、ノーマルショックに取付けてあった通りに取付けます。
せっかく交換するんだから、本当はブッシュ類も新品にした方が良いかもしれませんね。。。

とは言え部品を注文してないので今回はこのまま交換しちゃいます。
次にスタッドレスを履かせるタイミングで変えてみようかな・・

上のボルトを差し込んで少し縮めれば、下側も簡単に入ります。

ただ微妙に穴が合わないんですよね。
ここでミニバールの登場です!

バールで少し持ち上げてやるだけで下側のボルトも簡単に入ります。

あとは17㎜のソケットレンチで締め付けるだけ

続いて上側の固定

これもやはりレンチだけだとショックが回ってしまいます。
ですが、ノーマルのショックと違ってモンキーでつまむ四角い部分はないんですよね。
というわけで反対側のショックで説明しましょう。

オーリンズのショックはボルトの中が5㎜の六角になっているんですよ。

なので5㎜の六角レンチをココに突っ込んでレンチでナットを回します。

ナットを締めたら上部に減衰調整用のダイヤルを取付けます。

手回しで入れて最後は軽くモンキーで増し締めします。

フロントはこれで完了!
反対側も同じ要領で交換します。

ついでにスタッドレスから夏タイヤに交換しました。
続いてリヤへ

リヤはタイヤを外す必要は無いんですが、下にもぐる必要があるのでジャッキアップします。
カースロープ等でクリアランスが稼げるならジャッキアップする必要はありません。
私はスタッドレスから夏タイヤに交換する必要があるのでジャッキアップしました。

下にもぐっちゃえば作業もしやすいのでリヤはフロントより簡単です。

ただ運転席側はマフラーの遮熱板を外さないとショック上部のボルトが外せません。

とはいえ遮熱板も12㎜のボルトを2本外せばずらせるので、それほど手間では無いんですけどね。

遮熱板をずらしちゃえば十分な作業スペースが出来るので、あとは簡単です。
ちなみに反射板を外すために9.5㎜のソケットレンチを使いました。

では反射板のない助手席側で説明しましょう

下側はフロント同様17㎜のボルトで固定されていました。

そしてこれまたフロント同様にボルトが固く締まっているので、初めは柄の長いレンチで緩めましょう。
少し緩めばソケットレンチで簡単に外れます。

上側は14㎜のボルトなのでソケットレンチで楽勝でした。
条辺のボルトを外したら横にスライドして抜きますが、テンションがかかっているので引っ張っても簡単には外れません。

スピンナーハンドルを入れて、グリグリこじりながら外しました。

下が外れたら両手でグリグリしながら引っ張り上側も外します。

下側のブッシュはノーマルショックから外して流用します。

ブッシュを強く引っ張っると真ん中からちぎれて外れます。

ちぎれたブッシュを両側から入れます。

上側のボルトは長さが合わなくなるのでショックに同梱してるボルトを使用します。

あとは上側を差し込んで

ショックを少し縮めます。

ちょうど良い位置に伸びてきたら下側を差し込みます。

上下のボルトを締め込んだら完成!
たしか取説に書いてあったと思うんですが、取付けた後500㎞くらいは一番柔らかい状態にして慣らし運転した方が良いみたいです。
ダイヤルを時計回りに回してこれ以上回らないところが一番硬い状態で、そこから20クリック戻したところが一番柔らかい状態になります。
一番柔らかくすると観光バスのようにフワフワした感じになりますが、不思議とノーマルショックより安定感あるんですよ。
まとめ
硬さの変えられるショックはやっぱり面白いですね。
ちょっとずつ変えて走りの違いを楽しんでいます。
まぁ最初だけなんですけどね。笑
ちなみに今はフロントが10戻しで、リアを12戻しにして乗ってます。
この位だと乗り味はノーマルとそれほど変わりませんが、やはり高速道路やコーナーでの安定感は全然違います。
長距離運転をしても前より疲れなくなりました。
というわけで、興味のある方はぜひ交換してみてください^^






