ハイエース(5型ディーゼル)にステアリングシェイクダンパーを取付けました。
ステアリングシェイクダンパーっていうのは、簡単に説明するとハンドルの中に取付ける重りのこと。
正確に言うとラバーマウントに取付けられた重りですね。
ラバーマウントに取付けられた重りがステアリングに伝わる振動と反対方向に揺れるので、振動が軽減するという仕組みになっています。
アルファードのような高級車には標準装備しているそうですが、実はハイエースのステアリングにもポン付けで取付けられるとのこと。
安くて簡単に取付けられて効果も体感できるという素晴らしいアイテムです!
ハイエース用ステアリングシェイクダンパーの品番と取付けに必要な工具
ステアリングダンパーは純正部品なのでディーラーで注文できます。
品番は下記の通り
ステアリングダンパー 45713-60030
スクリュー(取付けねじ)90159-50199 ×2本
※取付けねじは2本必要です
ディーラーに行くのは面倒という方はちょっと割高ですが、ネットでも購入できます。
ちなみに私はモノタロウで購入しました。
モノタロウの場合は3,980円以上購入すると送料が無料になるので、ついでに何かあわせ買いしましょう。
そして必要な工具は
- プラスドライバー
- 細いマイナスドライバー
- T30トルクス
- 10㎜レンチ
になります。
使う工具も少ないし、作業時間も10~15分くらいあれば出来るんじゃないかな。
ちょっと特殊なのはT30のトルクスくらいですね。
こういうビットセットなら差し替え式のドライバーやミニラチェットで使えるので便利です。
ちなみに私が使ってるセットはこれ
とまぁ何でも良いので持ってなかったら買っちゃいましょう!
ちなみにホームセンターでも何かしら売ってます。
ステアリングシェイクダンパーの取付け方
ステアリングの中に重りを固定するだけなので、作業はいたって簡単です。
取付け方は簡単なんですが、エアバッグが絡んでくるのでバッテリーのマイナス端子を外す必要があります。
ちなみに10㎜のレンチはバッテリーの端子を外すときに使います。
寒冷地仕様の場合は運転席の後ろにもバッテリーがあります。
コチラも忘れずにマイナス端子を外しましょう。
そして安全のためにも十分に放電させてから作業してください。
放電したことを確認したらエアバッグを外します。
まずはステアリング横にあるカバーを外します。
カバーは内装はがし等を差し込めば簡単に外れます。
カバーを外したらエアバッグを固定しているビスを外します。
そしてこのビスを外すのにT30のトルクスを使用します。
これがTONE(トネ)のラチェットセット
かなり小さいですが、これでもなんとか外れました。
反対側も同様に、両サイドのビスを緩めてエアバッグを外します
エアバッグの裏側にオレンジ色のコネクターと黒いマイナス線のファストン端子があります。
ファストン端子は引っ張れば外れますが、オレンジ色のコネクターは黄色いロックを細いマイナスドライバー等を差し込んで浮かせます。
ロックを解除すれば簡単に外れます。
エアバッグを外したらステアリングの上部にある黒いコネクターを外します。
そしてステアリングダンパーを取付けるんですが、どうやらこの向きが正解のようです。
エアバッグのコネクターをくぐして取付けます。
さっき外した黒いコネクターを戻します。
そしてステアリングダンパーをビスで固定したら出来上がり!
エアバッグを戻して再び取付けます。
あとはバッテリーのマイナス端子を再び取付けて作業完了!
はたしてステアリングシェイクダンパーの効果は!?
実際に走ってみると劇的な変化はありませんが、確かな効果は感じられました。
上手く表現できませんが、しっとりしたというか、安定感のあるステアリングになった気がします。
あとハンドルに重みを感じて高級感が増したような・・・
プラシーボ効果も多少あると思いますが。笑
まぁ元々ステアリングに不満があったわけではないんですけどね。
走行中のおしりに伝わる振動とステアリングに伝わる振動が違うので、これがステアリングシェイクダンパーの効果なのかと実感できます。
特に高速道路を走っていると、細かい振動を吸収してくれているのが良く分かりますね。
安くてそれなりに効果も感じられるのでオススメです!
取付けも簡単なので、ぜひ取付けてみてください^^
もしオートクルーズを取付ける予定があるなら、同時に取付けることをおすすめします。