屋根裏収納DIY⑤ 床作り編
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はしご、照明と準備が整ったところで、いよいよ屋根裏に床を作っていきます。

我が家は2×4(ツーバイフォー)住宅なので、天井にしては強度がそこそこありそうです。

なので重いものを乗せなければ、強度的にはこのままいけそうなんですが、、、

換気設備や電気の配線等があるので、そのままって訳にはいきません。

というわけで上げ底してやる必要があるんですよね。

 

これは照明やはしごを取付ける前の写真なんですが、小屋束を支えている土台に2×10を使ってるようです。

これをベースに考えると、天井材に使っている2×4材の上に2×6を乗せて、2×10と高さを合わせればフラットな床が出来そうです。

そうすれば換気扇やダクトも全部かわせるし、それがベストな気もしますが、、、

そこまで底上げしてしまうと天井の有効スペースがだいぶ低くなっちゃうんですよ。

 

換気ユニットやダクトがあるところは仕方ないんですが、そうじゃないところまで上げてしまうのはなんか勿体ないなと。

あとは2×6材をたくさん使うとなるとコストもかかるし、それなりに重いので運ぶのも大変そう。。。

そう考えるとメリットよりもデメリットの方が多そうな気がします。

 

というわけで、換気扇やダクトが密集しているところだけ2×6で底上げして、配線だけのところは野縁材を使うことにしました。

2×6材を使うと140㎜高くなるんですが、野縁材だと40㎜ですむので100㎜も差があります。

 

ただでさえクリアランスが無いのに100㎜の差は大きいですよね!

そのかわり段差は出来ちゃいますが、結果的にその方が使いやすいんじゃないかと。

進めて行った方がイメージしやすいので、2×6で底上げする方から作っていこうと思います。

 

屋根裏収納の床を作るのに使った材料や道具

床を作るのに使用した木材は

  • 2×4材
  • 2×6材
  • 野縁材(30×40㎜)
  • 針葉樹構造用合板(厚12×幅910×長1820㎜)

 

といった感じかな。

木材はすべてホームセンターで購入しました。

 

ちなみにビスはスリム型のコーススレッドを使用。

サイズは25㎜50㎜65㎜くらいがあれば、ほぼ賄えるんじゃないかと。

そして使用した道具は・・・

 

定規類(スケールや曲尺)

タジマ(Tajima) コンベックス 5.5m×25mm Gロック25

 

タジマ(Tajima) 広幅曲尺 同目50cm

 

シンワ測定(Shinwa Sokutei) 直尺 ステン 1m

 

スケール(コンベックス)の幅は好みでOKなんですが、私はいつも5.5m×25㎜のスケールを愛用しています。

 

曲尺は30㎝と50㎝と2種類くらいあったほうが良いかもしれませんが、どちらか1つなら50㎝かな・・

 

1mの直尺も使用頻度は高かったので1本持っていると便利だと思います。

主に合板を切断する時の墨出しに使いました。

 

のこぎり

タジマ(Tajima) ジーソー240

折りたたみのノコギリは使い勝手が良く、使わないときの収まりが良いのでオススメ!

 

丸ノコ

HiKOKI(ハイコーキ)丸のこ 165㎜

丸ノコは165㎜くらいのが使いやすいと思います。

まずは丸ノコ定規を作りましょう!

 

スライド丸ノコ

HiKOKI(ハイコーキ) 卓上スライド丸のこ 刃径190mm

今回の床づくりで大活躍!

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ちょっと高いので、マストというよりあったら便利という感じかな。

DIYで1×4や2×4を多用する方なら買う価値あると思います!

 

インパクトドライバー

HiKOKI(ハイコーキ) 14.4V コードレスインパクト ドライバー

これはDIYモデルなのでめちゃくちゃ安い!!

14.4Vなんですが、安いだけあってバッテリー容量は少ないです。

なので予算があるならバッテリー容量の大きなものの方が良いかもしれません。

 

とはいえ、バッテリーは2個ついているので充電しながら使えば大丈夫かも。

けっこう使うようならプロモデルも候補に考えましょう!

とはいえ「マキタ」「パナソニック」「ハイコーキ」どれにするか迷いますけどね。。。笑

 

写真の商品は私が使ってる物と違うものもありますが、だいたい同等なものを選びました。

ちなみに私はインパクトドライバーと充電丸ノコはパナソニック製を使ってます。

 

あと、細かいことを言ったら他にもいろいろな工具を使いましたが・・・

主に使った道具としてはこんな感じでしょう。

 

で、この中でも特に活躍したのがコレ

HiKOKI(ハイコーキ)卓上スライド丸のこ 刃径190mm FC7FSB

今回は主に野縁材を切るのに使いましたが、スライド丸ノコだと正確に早く切ることが出来るのでほんと便利でした。

保管するのに場所をとることと、値段もそれなりにするのがネックかな~

でも時短になるので、予算のある方には激しくオススメします!

 

屋根裏収納の床づくり

まずは試行錯誤しながら床に補強を入れて、合板を1枚のせてみました。

とりあえず問題は無さそうなので、これを基準に進めていきます。

 

最初は部屋で加工するしかないので、狭いわ汚れるわでほんと大変。笑

合板2枚分の床が作れれば屋根裏で加工できるようになるので、それまでは我慢。。。

 

私の場合は横に2×4の天井材が走っているので、横方向に2×6材を入れて縦方向に野縁材で補強しました。

 

とりあえず合板2枚分床を貼ったので、これからは天井裏で作業できそうです。

 

やはり天井で作業ができるだけでも捗りますね~

 

とはいえ狭いし天井は低いしで、思った以上に大変。。。

 

ちなみに野縁材は約303㎜ピッチで入れました。

 

ギリギリでしたが、なんとか換気扇ユニットも床下に収まりましたね。

 

とりあえず初回購入分の合板4枚分の施工が完了!

スペース的にはもう少し延床できるんですが、、、

天井とのクリアランスも狭くなるし延床するメリットが少なそうなので、床はここまでで良しとしましょう。

 

ダクトの無いところは一段下げて、2×4の天井材に対して垂直に野縁材を流しました。

 

そして合板4枚分の作業スペースが出来たのでスライド丸ノコを投入!

作業が一気に捗ります♪

 

ダウンライトや何か障害のあるところはイレギュラーですが、基本的に縦方向の野縁材は303㎜ピッチです。

横方向は配線をかわして2×4材に野縁材を固定しました。

そして動線になりそうなところは補強を多めに入れてあります。

 

あと悩んだんですが、雲筋交いがどうしても邪魔な位置にあるので外すことにしました。

 

とは言っても外しっぱなしにしちゃうと強度が落ちると思うので、袖壁を作りました。

袖壁で雲筋交いの代わりになるのかは分かりませんが、何もないよりはマシだと思うんですよ。笑

 

反対側も雲筋交いを外して、、、

 

2×4材とOSB合板を使って袖壁にしました。

ちなみに袖壁を設置する部分の床下には2×4の補強を入れてあります。

 

同じ要領でひたすら下地を作っていきます。

 

下地が出来たら合板を貼ってを繰り返し・・・

 

そして最後の1枚を貼って床の完成!

 

まとめ

とにかく高さが無いので、常にかがんで作業するのが辛かったです。。。

あとは材料を置くスペースが無いので、一気に材料をそろえることが出来ないんですよね。

少しずつ買っては作業しての繰り返しといった感じで。

何回もホームセンターに材料を買いに行かなきゃいけないので、それがけっこう面倒でした。

 

というわけで、思った以上に時間がかかるし疲れましたね。笑

とはいえ、ぼんやりとしたイメージで始めた割りには上手くできたんじゃないかなと。

ここまでくると、せっかくなので断熱材を入れたり壁も作りたくなりますね~

 

どうせ物置だし床だけ作ればいいかなと思ってましたが、OSB合板を使って壁も作ることにしました。

壁と言っても強度は必要ないので、パーテーション的な壁ですが。

というわけで次回は「壁作り編」をお送りしたいと思います!

 

前回の記事
屋根裏収納DIY④ 照明やスイッチを取付け

 

次回の記事
屋根裏収納DIY⑥ 断熱・天井・カベ作り

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