シンクの蛇口(水栓)のレバー下あたりからダバダバと水漏れするようになってしまったので、自分で修理してみました。
原因は水栓内部にある「セラミックバルブ」が劣化して水漏れをおこした模様。。。
というわけで、さっそく部品を注文してみました。
タカギみず工房(JA1031BA0N02)補修部品の注文方法
部品の注文方法はタカギの場合、電話注文しか受け付けていないそうです。
電話番号は 0120-328-413 です。
電話で型番や製造番号を伝えて「自分で修理したいので部品だけ注文したい」ということを伝えれば部品だけ売ってもらえます。
(浄水器用カートリッジ会員の場合は部品代は無料で送料だけかかるそうです)
私の場合は会員では無いので部品代と送料を合わせて
6,930円
かかりました。
ちなみに補修部品は「ハンドル・バルブ交換セット」で
部品番号 JH9015JA3SV-03
になります。
その辺のことは前回の記事にも書いているので良かったらそちらも読んでみてください。
タカギみず工房のセラミックバルブ交換に必要な工具や材料は?
まずは先ほどお話しした補修部品の「ハンドル・バルブ交換セット」を入手しましょう。
あとは「シールテープ」というネジ部の密着性を高めるテープが必要になります。
ホームセンターならどこでも売ってますが、ダイソー(100均)にも売ってました。
使った工具は、ドライバー、モンキーレンチ(42㎜以上開くもの)、六角レンチ(2.5㎜)くらいかな。
特殊な工具は使いませんが、大きいモンキーレンチが必要なんですよ。
ちなみに私が使ってるのはコレ
しかしアマゾンは安いですね~!
私はだいぶ前にホームセンターで購入したんですが、たしか4,000円台だったと思います。
このメーカーのモンキーレンチは安いわりに作りが良いのでオススメです!
あとドライバーは手持ちのもので良いとして、2.5㎜の六角レンチも忘れずに。
ではもう一度、必要なものを確認してみましょう!
材料
・ハンドル・バルブ交換セット(JH9015JA3SV-03)
・シールテープ
工具
・ドライバー
・モンキーレンチ(42㎜以上開くもの)
・六角レンチ(2.5㎜)
基本的にはこれだけなんですが、状況によっては「ウォーターポンププライヤー」や「パイプレンチ」なんかが必要になるかもしれません。
というのもネジ部がけっこう固着しちゃってて回らないんですよね。
ちなみに「ウォーターポンププライヤー」というのはこんな工具で、通称「カラス」とも呼ばれています。
クニペックス KNIPEX 8701-250 コブラ ウォーターポンププライヤー
さすがにパイプレンチまでは必要ないと思いますが、ウォーターポンププライヤーは汎用性が高い工具なので持ってて損はないと思います。
水漏れを発見したらまずは下を確認しよう!
私の場合、見て見ぬふりをして水漏れをしばらく放置してしまったのが大失敗でした。
というのもバルブを閉めるのに初めてシンクの下を見たんですが、けっこう濡れてたんですよ。
(キタナイ写真でごめんなさい)
あと、ホースを格納するポケットの中に水がたんまりと溜まってのはビックリしました。笑
でもポケットの仲に水が溜まってたおかげで、あのくらいの被害で済んだってことか。
あの量の水が全部下に漏れてたら床までビチョビチョになって、カビが生えてたかもしれませんね。。。
いやー、ポケットのおかげで助かりました。
シンクの下は引き出しになってるんですが、調理器具や缶詰類が満載だったのでちゃんと確認しなかったんですよね。
というわけで、水漏れを発見したらすぐにシンクの下を確認してください。
そして修理するまで養生しておきましょう。
セラミックバルブの交換手順
まずは到着した部品を確認してみましょう
中を開けるとこんな部材が入っていました。
・レバー
・化粧リング
・シールリング
・バルブ固定ナット
・取扱説明書
詳しい作業手順が書いてある取説が付いているのはありがたいですね!
ただ交換自体は簡単だったんですが、とにかく固くてねじが回らないってのが厄介でした。
その辺の対策を考えておいた方が良いかも。
あとシールテープを忘れずに用意してくださいね!
私はすっかり忘れて当日あわてて買いに行きましたw
でもダイソーに売ってて良かったな~
では、いってみましょう!
まずはポケットにたまった水を抜いて、まわりも掃除してみました。笑
続いてシンク下にある温水と冷水のバルブを閉めます。
バルブが無い場合は水道メーターの止水栓を閉めてください。
レバーを倒して水を出ないことを確認してから作業にかかります。
レバーの上部にあるカバーを外します。
マイナスドライバーか何かを差し込んでこじります。
カバーが外れたら、中のビスを外します。
レバーが外れました。
ここまでは誰もが順調なはず!笑
続いて化粧リングを外すんですが、ここで既にもう固い、、、
樹脂製のリングなんですけどね。
工具で軽く周囲をコツコツと叩いて再チャレンジ
外れました!
次は水栓の胴体を抑えながら、バルブ固定ナット(セラミックバルブのカバー部)を外します。
固着しているので共回りしちゃうんですよね。
バルブ固定ナットは交換するのでキズがついても大丈夫ですが、蛇口のある胴体は傷をつけないように気を付けましょう。
少し回ればあとは手回しで外れます。
外れましたー!
バルブ固定ナットというから上のナットだけかと思ってたんですが、カバー部も含めて一体になってるんですよ。
それを知らずに最初は上のナットだけ外そうとしてたので、よけい時間がかかりましたorz
写真で見ると簡単に外れた感じですが、もちろん叩いたり掴んだりいろいろとやってます。
周りのキズが大変さを物語ってますよね。笑
あとはセラミックバルブを外すだけなんですが、、、
コイツも固いぞ。。
これは差し込んであるだけなんですが、しっかりと固着しています。笑
ぐりんぐりん回しながら、なんとか手で外れました。
よく見ると青いOリングが一つ取れてますね。
水栓の中にありました。
外れたことに気づかずに新しいセラミックバルブを入れてしまうと水漏れの原因になるので気を付けましょう。
新しいセラミックバルブを入れます。
向きは位置決めの突起があるので合わせればOK!
位置を合わせたらネジ部にシールテープを2周巻きつけます。
なるほど、これで次は固着する心配がなくなりますね!
って、もう交換することは無い気がするけど、、笑
次にバルブ固定ナットを手回しで入るところまで入れます。
あとはモンキーレンチでしっかりと締め込みます。
バルブ固定ナットを締め込んだら中にある黄銅部をトルクレンチで10.5N・mで締めるって書いてありますが、、、
持ってないのでモンキーで締めちゃいます。
ただ締めすぎるとセラミックバルブにダメージを与えてしまうので、締めすぎに注意しましょう。
新しい化粧リングを手締めで入れます。
あとはレバーを差し込んで、、、
2.5㎜の六角レンチで締めます。
最後に湯水表示(左:赤、右:青)を取付けたら作業完了です。
再びシンク下のバルブを温水、冷水共に開けましょう。
水が出ました。
水漏れが無いことをしっかりと確認したら作業完了です!
お疲れさまでした。
まとめ
では、ザックリとおさらいしてみましょう!
【作業前の準備】
・水漏れを発見したら、まずはシンクの下を確認して水栓の下部の養生をする。
・電話して部品を注文する。
電話番号 0120-328-413
ハンドル・バルブ交換セット 部品番号 JH9015JA3SV-03
・シールテープ、ドライバー、モンキーレンチ(42㎜以上開くもの)、六角レンチ(2.5㎜)、ウォーターポンププライヤー等を準備する。
【作業時】
・作業前に元栓を閉める。
・取扱説明書をよく見ながら作業開始!
・古いセラミックバルブを外す際にOリングが残ってないか確認する。
・作業後に再び元栓を開ける。
・水を出して水漏れが無いことを確認する。
といった感じになります。
工具さえ用意できれば作業は簡単なので誰でも出来ると思います。
ただ全てのネジ部が固いので、女性だとちょっと厳しいかもしれませんね。
その辺を踏まえて出来そうだったら、ぜひチャレンジしてみてください!
当家もチョロチョロからダバダバに近づきつつあり、業者に来て頂くのに抵抗があったのですが、部品のみを入手できる方法が有ったとの実績が心強いです。
勿論手順も参考にさせて頂き新年最初の仕事にしようと思います。ありがとうございました。
コメントありがとうございます^^
ぜひ頑張ってください!