デリカD5 ガソリン車のオイル&エレメント交換DIY ~上抜き編~
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今まで上抜きでオイル交換したことは無かったんですよね~
だって、上抜きって確実じゃない気がするというか
全部抜けきらないような気がするというか。

なのでオイル交換は下抜き派だったんですが、、、
面白いものをアマゾンで見つけちゃいました^^

手軽にオイル交換!手動式オイルチェンジャー

まぁ手動式のオイルチェンジャーなんて昔から売ってたし、別に目新しさは無いんですけどね。
なんかコロンとして可愛いじゃないですか。笑
というわけで、意外と安いし思わず買っちゃいました^^

ツールズアイランドの手動式オイルチェンジャーTH318は組み立ても簡単!

では、さっそく組み立ててみましょう!


箱を開けるとこんな感じで収まってます。
ボールみたいな形なので、かさ張ると言えばかさ張りますよね~
収納するスペースがあれば問題ないけど、購入する前にその辺は考えたほうが良いかも。


箱から全部出してみました。
ボールみたいなのがタンクで、巻き付いてるのがオイルレベルゲージから入れるチューブ。
あとは手動ポンプ本体とグリップ、オイルを捨てる時に使うノズルになります。


まず、タンクについている赤いキャップを取り外し、チューブを装着します。
これは特にネジにはなってなくて、差し込むだけです。
タンクの中は負圧になるので差し込むだけで大丈夫みたいですね。


そして手動ポンプ本体に赤いグリップをねじ込みます。


ポンプを真ん中に差し込んだら準備完了!
想像以上に簡単でした。笑

オイル&エレメント交換に必要なものは?

では初めにオイル交換に必要なものを説明します!

オイル

ガソリン車とディーゼル車ではオイルの規格が違うので注意しましょう。
私のデリカは2400のガソリン車なので API 規格でいう SN グレードのオイルを購入しました。
粘度に関しては基本的に外気温に応じたものを選びます。

ちなみにディーゼル車は DL-1 という規格のオイルなので間違えないように!

私が購入したオイルがコチラです。

CASTROL GTX DC-TURBO 10W-30 SM/CF

これは特にこだわりがあるわけじゃなくて、近所のホムセンでたまたま安く売ってたやーつ。
初売りで7,980円で売ってたので、久々にペール缶(20リットル)を買っちゃいました!

でも後で調べたら、アマゾンでもまあまあ安く売ってるので、飛びつくほどでもなかったかも。。
オイルは酸化しちゃうので、長期保存するのは良くないんですよね~
まぁ、サンバー×2台とポルテもあるし、とっとと使っちゃおう。

オイルエレメント(フィルター)

オイルエレメントは毎回交換する必要はなく、オイル交換2回に1回の割合で交換するのが一般的です。

これは日東工業製でデリカD5に適合する型番はMI-18になります。
値段は980円だったかな。

モノタロウとか安いのがあるみたいですね。
こういうものは性能も大きく変わらないと思うので、個人的には安ければ安いほうが良いかなって思います。

フィルターレンチ

これはオイルエレメントを外したり取り付ける時に必要な工具です。

PIAA フィルターレンチ W68

これは専用のカップタイプで、直径が68mmのもので、今回使用するオイルエレメント( MI-18 日東工業 )に合わせて購入しました。
このカップ型のフィルターレンチは3/8のソケットレンチに取り付けて使います。

フィルターレンチはサイズ調整の出来るものと専用のものがあります。
もちろん専用のタイプは使いやすいんですが、オイルエレメント(フィルター)もメーカーが変わると直径が違ったりするので注意が必要なんですよ。

どちらにも一長一短あるので、どちらが良いとはなかなか言えませんが、、、
私はカップ派です。笑

こういうタイプも無難で良いんですが、がっちりと締め込まれちゃったフィルターだと外すのが大変かも。。。

エーモン フィルターレンチ 小径用

廃油パック

古いオイルを処分する方法はいろいろありますが、一番ポピュラーなのは廃油パックに入れて、燃えるゴミとして処分する方法です。

エーモン ポイパック(廃油処理箱) 4.5L 1604

これはアマゾンが安いかな。
ただ、値段の高い出品者いるので高値で買わないように注意してくださいね!

ちなみに私が買った時は236円だったんですが、、、
もしかしたら2,000円以上の合わせ対象商品だったかも。
ホムセンでも350円くらいだったので別に高くはないんですけどね。

あと自治体によっては燃えるゴミとして処分できない場合もありますので、まずは調べてみましょう。

他にはガソリンスタンド等で引き取ってもらうという方法もあります。

おそらく有料だとは思いますが、廃油パックで処分できない場合はガソリンスタンド等のオイル交換を行っているお店に聞いてみてください。

オイルジョッキ

オイルを入れる時に缶からオイルを移し替えて使います。

これは絶対に必要って訳ではありませんが、オイルを計量することも出来るしジョッキで入れるほうが作業性は圧倒的に良いです。

AZ オイルジョッキ(フタ付き)4L

私が使っているのはフタ付きじゃないんですが、フタが付いてると保管時にゴミが入らなくて良いかも。
あと個人的にオイルジョッキは4リットルのが使いやすいような気がします。

ジョウゴ

これは車によってはあった方が便利かもって感じかな。

デリカD5の場合、オイルを入れる位置が奥の方なのでジョウゴがあると圧倒的に作業が楽になります。

エーモン ジョウゴ 伸縮式 G701
ためしに収縮式のやつを買ってみたんですが、なかなか使いやすかったです!
ケチらなくて良かった。笑

デリカD5 上抜きでのオイル交換方法

では、さっそく交換してみましょう。

まず下準備として、車を5分くらい暖機運転します。
オイルが冷えていると固くなって抜きづらくなるのでオイルを少し温めるためです。
暖機運転する時間は気温によって変わるので、気温が低ければ長め、高ければ短めといった感じで調整してください。

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逆に、高速走行した後とかだと熱くなりすぎているので、少し待ってからにしましょう。
下手すると火傷しちゃいますからね!

オイルが温まったらオイルレベルゲージを抜きます。
ここで交換前のコンディションも見てみましょう。
一度ウエスで拭いてから再度レベルゲージを挿入して抜きます。


私の場合は今回はちょうど真ん中位でした。
オイルも真っ黒というわけではありませんが、ちょうど交換時期って感じですね。

ではオイルを抜いてみましょう!


このレベルゲージが入っていた穴にオイルチェンジャーのホースを突っ込みます。
先っぽがコツンと当たるまで入れます。


当たったらそこで入れるのをやめて、自転車の空気入れの要領でポンプをシュコシュコします。
重くなったら無理して続けずに様子を見ます。


しばらくするとオイルを吸い出し始めました。


オイルを吸うと透明のチューブが黒くなるので、吸ってるかどうか確認できます。


今のところ、だいたい1.5L位抜けたみたいです。
タンクの横線が1Lずつ刻まれているので、だいたいの量が分かるようになってるんですよ。


だんだん吸いが弱くなってくるので、時々ポンプを追加シュコシュコします。
そして、しばし待ちます・・・
下抜きに比べて手動ポンプだと時間がかかるなぁ。。


やっと全部抜けたみたい。
オイルが無くなると、ズルズルズルズル~って音がするので分かります。
15~20分くらいかかった気がする。
時間を計測してなかったので正確ではありませんが。笑

でも約4L抜けたようなので、ほぼ全量抜けたんじゃないかな。
上抜きでもきっちり抜けるみたいですね~!

オイルが抜けたので、続いてオイルエレメントを外します。

デリカD5(ガソリン2400)のオイルエレメントの位置と交換方法


まず正面から車の下に潜り込みます。


アンダーカバーの切れ目をのぞくと、オイルエレメントが逆さについてます。


ソケットレンチにエクステンションとカップ式のフィルターレンチを装着!


時計と反対方向に回すと緩みます。


はい、外れました。


逆さですが、オイルがドバドバ出てくることは無いので安心してください。笑


ただ、エレメントの中にオイルが溜まっているので廃油パックに捨てます。

交換する前に、新しいエレメントのOリングにオイルを塗ります。
Oリングが捩れたりしないように、潤滑剤代わりですね。
新品時にすでにオイルが塗ってあるんですが、、、追いオイルしときましょう。笑


まわりをキレイに拭いて新しいエレメントを装着します。


まずは手締めで入れていきます。


手でまわらなくなったらフィルターレンチで少し締めればOKです。
回らなくなったところから90度回すとか、180度回すとか、360度回すとかいいますけど、適当で。笑

あまり固く締めすぎちゃうと外すのが大変になっちゃうので、漏れない程度に軽めに締めましょう。
オイルエレメントと装着したら新しいオイルを入れます。


とりあえず3L入れてみます。


オイルキャップを外し、ジョウゴをセット


焦らずゆっくりと入れていきます。
3L入れてレベルゲージを見てみると、、、

 
ローレベルより若干下なので、もう1L入れてみます。
そもそも4L抜けましたからね。まだ入るでしょう。


4L入れたらちょうどいい感じですね。
ただ、少しオイルを循環させるとこの位置より下がると思うので、少しアイドリングをして再び計ります。

5分程度アイドリングさせて、エンジンを停止して、オイルパンにオイルが落ちてくるのを少し待ちます。


エンジン停止させて5分後に再チェック
良いといえば良いんですが、ややローレベルよりなので、あと200ccくらい追加しときました。

これでオイル交換は完了です!


あとはオイルチェンジャーのホースを外し、赤いノズルを付けて廃油パックに抜いたオイルを流し込んで廃油の処理をしてください。

まとめ

今回初めて上抜きでオイル交換しましたが、個人的には大満足!
ちょっと時間はかかるものの、手動のオイルチェンジャーでここまで抜けるとは思いませんでしたから。

デリカだとジャッキアップしなくても下に潜り込めるので、下抜きでも大変というわけでもないんですけどね。
ドレンボルト外すときにオイルが手にビチャってかかったり、風でオイルが飛び散ったりするのが嫌だったんですよ。

上抜きだとこのストレスから解放されるし、新しいガスケットを用意しなくていいってのも良いなぁ。
ただ、エレメントを交換する時はどっちみち下に潜るんですけどね~笑

というわけで個人的には買って大正解でした^^
あと問題は耐久性かな。
こればかりは何回も使ってみないと分かりませんからね。
近いうちに他の車のオイル交換でも使ってみまーす!

手軽にオイル交換!手動式オイルチェンジャー

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