前から欲しかったデジタルインナーミラー(ミラー型ドラレコ)をついに購入しました!
配線とか面倒くさそうと思って敬遠してたんですが、取付けてみたらそうでもなかったですね。
おそらくデリカだったら2時間もかからないんじゃないかな。
慣れてる方だと1時間くらい、不慣れな方でも3時間くらいあれば出来るんじゃないかと。
私は写真を撮ったり動画を撮ったりしながら作業をしたので、4時間以上かかりましたが・・
ちなみに購入したデジタルインナーミラーはこれ
そうそう、これも使いました!
これを使うだけで作業が楽になります!
取付け前にチェックしてディーラーで注文しときましょう。
以前は「リアはドラレコ要らないでしょ」って思ってたんですが、後ろから当てられてそのまま逃げられるなんて話も聞きますからね。
悪質なあおり運転もありますし、なので最近は「リアこそドラレコ必要でしょ」に変わりました。笑
というわけで、どうせならデジタルインナーミラーにもなるミラー型ドラレコを取り付けたいなと思ってたんですよ。
主流はルームミラーの上に取付けるタイプなんですが、ゴチャゴチャするのが嫌だったのでルームミラーごと交換するタイプにしました。
動画バージョンはコチラからどうぞ!
【AUTO-BOX V5 PRO】の内容物と取り付けに必要な工具等
今回取り付けるデジタルミラーがこれ
AUTO-BOX V5 PRO
内容物を取り出したところ
ゴチャゴチャして分かりづらいかな・・
・デジタルミラー本体(フロントカメラ付き)
・リアカメラ
・カメラ用ブラケット(ナンバー取付け用)
・GPSユニット
・ブラケット用アダプター
・電源取り出し用ヒューズ
・リアカメラ用ケーブル(6m)
・電源ケーブル(2.66m)
・取説
が入ってました。
そして取り付けに使った工具等は
・ドライバー
・ペンチ
・内張り外し
・配線ガイド
・リードコネクター
・0.3㎜くらいのケーブル(約1m)
・エレクトロタップ(配線コネクター)
・ハーネステープ
・インシュロック
・脱脂するもの(アルコール等)
・キッチンペーパー等
・通線スプレー
こんな感じだったと思います。
リードコネクターがあると作業がだいぶ楽になるので用意しましょう!
ディーラーに行く暇がないよって方はAmazonでこんなものも売ってます。
ちょっと高いですが、メス側がダブルギボシになっているので2系統づつ電源が取れるようです。
デジタルインナーミラー【AUTO-BOX V5 PRO】の取り付け方法
では取り付けていきましょう!
まずは余計なものを外していきます。
これは2年くらい前に取付けたケンウッドのドラレコ
デジタルミラーについているカメラと被りそうなので外しました。
次にルームミラーを外します。
台座の下部にある穴にクリップ外しかマイナスドライバーを差し込んで、ロックを解除して上にスライドすれば外れます。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
そしたら配線を通すルートを確保するため助手席前のピラーの内張を外します。
アシストグリップを止めているビス2本を外します。
あとは内張に指をかけて引っ張るだけ
これで配線ルートは確保できました。
次にグローブボックスを外します。
グローブボックスを開けると両端にツメがあるので外側から押します。
コツはグローブボックスを半開きくらいでやること。
開き過ぎるとツメが押せなくなっちゃいます。
両方のツメを押した状態で開くとストッパーが無いのでさらに開く状態になります。
この状態で斜め上に引っ張るとグローブボックスが外れます。
グローブボックスの奥にヒューズボックスがあるので、ここでいろいろと配線を接続します。
グローブボックスの左側にはスペースもあるので、余った配線等も押し込めます。
Aピラーの下側からヒューズボックスまでなんですが、配線ルートはあるんですがけっこう狭いんですよ。
なので予備線(細い電線)を通しておいた方が楽です。
ちなみに予備線というのは配線をするためだけに使う電線のことで、また配線しそうな場所にあらかじめ通しておきます。
最初はこういう配線ガイドを使って予備線を通します。
少し長めにしておけば予備線の中間にケーブルを付けて上に引っ張ることもできるし、下に落とすことも出来ます。
予備線を引っ張りきってしまうと再び通さないといけなくなるので、それだけ気を付ければ何度も使えるので抜かないように気を付けましょう。
ちなみにこの間を通すケーブルは電源ケーブル、GPSユニット、リアカメラ用ケーブルの3本になります。
電源ケーブルを下から上に通して
デジタルミラーから出ている線と接続します
次にGPSユニットですが、私の場合三角窓の横に付けたので緑の矢印のルートで上から下にケーブルを落としました。
リアカメラ用のケーブルも上から下に落として接続する分の長さだけみて、残りは全て後ろに持っていきました。
リアカメラ用のケーブルも天井の内張とモールの間に押し込んでしまえば意外と楽に配線できます。
フロント側からどんどん押し込んでいきます。
ウェザーストリップをめくって、天井材の縁から上に押し込みます。
ピラー超えもこの通り
入りにくいところは内装はがしを使って押し込みました。
ここだけ天井裏には押し込めなかったけど強引に進みます!笑
というわけでフロントからここまで数分で配線できちゃいました!笑
リアカメラを内張に取付けるのは本望じゃないけど、ここしかないかなぁ。。
とりあえず仮固定して映りを見ることにしました。
というのもカメラの向きを後で反転したり出来ないのでカメラの向きが重要らしいんですよ。
というわけで仮つなぎしてリアハッチを閉めてモニターで確認してみましょう
バッチリ映ってますね!カメラの向きも問題ありませんでした。
では天井の内張からリアハッチ側へと配線を通していきましょう。
まずはリアハッチの上部にある内張を外します。
クリップで留まっているので、指をかけて引っ張れば外れます。
サイドの内張りとも留まってるのでグリグリしながら外してください。
ボディーの天井裏からこの穴までカメラ用ケーブルを引っ張ります。
3ヵ所クリップを外せば内張を少し浮かせることができるので、通線くらいならこのまま出来そうです。
ボディとリアハッチの間にはゴムチューブみたいなのでつながってるんですが、両端を引っ張って外します。
ちょっと暗くて分かりづらいかな。。
赤丸の部分なんですが・・まぁ実車を見れば分かると思います。
カメラケーブルを通す前にゴムチューブの中に通線用のスプレーをかけたらコネクターもすんなり通りました。
ちなみに通線スプレーというのはこんなやつ
黒いケーブルがリアカメラ用のケーブルで赤い電線はバック信号取り出し用の電線です。
この赤い線をバックランプの+側に接続すると、バックに切り替えた時にカメラの映像が下部に切り替わるのでバックカメラの代わりにも使えるので便利です。
赤の電線が足りなそうだったので手持ちの赤い電線をバックランプまで通しました。
バックランプ側はこんな感じ
これはバックランプの電線につなぎます
引きで見た方が分かりやすいかな。
ここは赤線どうしをジョイント
圧着するのが面倒だったので、よじってヒートチューブを被せました。
信号の取り出しなので、たいした電流も流れないし大丈夫でしょ。
バックランプ側は白線にエレクトロタップ(配線コネクター)を使って接続しました。
あとは内装を戻してリアカメラを取付けます。
とりあえずこの位置に取付けたんですが、ちょっと失敗でした。
理由は後ほど説明します!
最後にグローブボックス周りの配線を接続します。
アクセサリー電源と常時12V電源はリードコネクターを使えば簡単に取り出せます。
あとはマイナスを車体に落としてGPSユニットとリアカメラのコネクターを接続すれば出来上がり!
ちなみに写真に写っている青い電線が私が予備線代わりに使っている電線です。
私はこの電線をAピラーからヒューズボックス間を常に通しっぱなしにしています。
あまった電線類はインシュロックで軽くまとめました。
グローブボックスの左側にスペースがあるので押し込んじゃいます。
というわけで作業完了!
といきたかったんですが、、、
先ほども話した通り、リアカメラの位置がイマイチだったんですよ。
あの位置だと熱線が写り込んじゃうんですよね。
あとスモークフィルムを貼っているので夜間の映像がけっこう暗かったです。
なので、スモークを一部はがすことにしました。
熱線部分を避けてカメラの外径より一回り大きいくらいでくり抜いてみます。
なるべくスモークをはがす範囲を狭くしたかったので、リアカメラはガラスギリギリに取付け直しました。
リアカメラブラケットの両面テープを一度はがして貼り直したので、補助のため養生テープを貼ってあります。笑
しばらくこのままにして落ちてこなければ養生テープは剥がすつもり。
はがれ落ちるようだと両面テープを新しいものに貼り直すかビス止めするしかないかもしれませんね~
あとはL型のステーを自作してガラスに直接貼り付けるのもアリかも。。
まぁ、しばらくは仮でこのまま使ってみて、良い方法を思いついたら替えようと思います。
まとめ
スモークフィルムを切り取ったら視界がだいぶクリアになりました!
さすがに夜間は解像度が低くなりますが、普通のルームミラーと比べたら雲泥の差があります。
今まで見えなかったところが見えるようになるので、安全性も格段に上がるんじゃないかな。
その辺はしばらく使ってみてまたレビューしましょう。
というわけで、やってみると意外と簡単に取付けできるので気になる方はぜひチャレンジしてみてください!
動画も宜しくお願いします!