【ハイエース】5型 ディーゼルのオイル交換 自分でやるなら上抜きが簡単!
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5型ハイエース(2.8Lクリーンディーゼル)のオイル交換をやってみました。

今回はエレメント交換も併せてやったので大変でしたが、オイル交換だけならやはり上抜きのほうが楽なんじゃないかなと思ってます。

 

ジャッキアップもいらないし、時間ができた時にサクッと交換できちゃいますから。

というわけで今回はハイエース(ディーゼル)上抜きでのオイル交換方法を説明します。

 

ハイエースのディーゼル車はオイル銘柄(グレード)に注意!

ハイエースのディーゼル車は「DL-1」というグレードのオイルが指定になってます。

私も久々のディーゼル車だったので知らなかったんですが、そんなグレードのオイルがあったんですね。

ホームセンターでは見かけたことが無かったので知りませんでした。

 

手持ちのオイルがガソリンとディーゼル兼用だったのでそれを使おうと思ってたんですが、、、残念。

ちなみにDPFというディーゼルエンジンの排気ガス中の粒子物質を軽減する装置が付いているエンジンはDL-1のオイルじゃないとダメらしいです。

という事は5型のみならず、すべてのハイエース(1~6型)のディーゼルエンジンに DL-1 のオイルを使う必要がありそうですね。

 

ハイエース(ディーゼル)の上抜きオイル交換に必要なものは?

 

ディーゼルエンジンのオイル交換に必要なもの

・オイルチャンジャ―

・廃油処理ボックス

・オイルジョッキ

・DL-1のオイル

・ウエスかキッチンペーパー

 

下抜きと比べるとオイルチェンジャーが必要になりますが、そのぶんジャッキや馬を使わないので準備も簡単!

オイルチェンジャーは4,000円以下で買えるし、今まで10回以上は使っているので耐久性も問題ないんじゃないかな。

 

いろいろなオイルチェンジャーがありますが、私のおすすめはコレ

 

ボールのような形状なのでチョットかさばりますが、その分高さは無いのでむしろ収まりは良い気がします。

手動なので吸い込む力は弱いですけどね。

とはいえハイエースだと15~20分あれば抜き取れるので、特に遅いと感じたことはありません。

 

ハイエースのオイル交換手順

ハイエースは助手席の下にエンジンがあるので、まずは助手席を跳ね上げます。

 

足元のカーペットをめくるとバックルが2ヵ所あります。

 

バックルを外してシートをそのまま持ち上げるとエンジンやバッテリーが出てきます。

このままでは手を離すと閉まってしまうので助手席を固定します。

 

助手席のわきに固定用のベルトがあります。

 

これをシートベルト付近にあるフックに引っ掛けるだけ

 

こんな感じで固定できます。

 

メカニカルで複雑なエンジンルーム

ガソリン車と違ってギッチリ詰まってますね。

 

そうそう、交換する前に5分ほどアイドリングさせてオイルを温めておきます。

温まっていた方がサラサラになるので抜けやすくなります。

 

乗った後なら場合によって少し冷ました方が良いかもしれませんね。

さわっても火傷しない程度の温度がベストです。

 

準備が整ったらオイルレベルゲージを引き抜きます。

 

だいたい真ん中くらいでした。

 

オイルチェンジャーを組み立てます。

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といってもハンドルをポンプにクルクル回して取付けるだけ。

 

ハンドルをつけたらポンプをタンクに差し込みます。

 

続いてチューブも差し込みます。

 

準備完了!

 

チューブの先をオイルレベルゲージの穴から入れます。

 

コツンとぶつかってそれ以上入らなくなったらOK

 

あとはポンプをシュポシュポするだけ

 

この時はエレメントも交換したのでスロープに乗せてますが、気にしないでください。笑

オイル交換だけジャッキアップもスロープも必要ありません。

 

オイルが抜けてきました。

あとはしばらく放置して、吸込みが弱くなったら再度シュポシュポして圧力をあげましょう。

 

ちなみにこれがエンジンオイルのドレンボルトです。

下抜きの場合はこのボルトを外せばOK

 

しばらくしてズルズルズル~っていう音が聞こえて吸わなくなったら吸引完了の合図です。

この時は約5リットル抜けました。

 

4リットルのジョッキなので2回に分けてとりあえず5リットル入れてみました。

そしてこのロングノズルおすすめです!

 

ジョッキを傾けることなく先っぽをオイル口に持っていけるんですよ。

 

とりあえず抜けた量と同じ量を入れたら5分ほどアイドリングさせてオイルを馴染ませます。

エンジンを止めてからさらに5分ほど待ってからレベルゲージでオイルの量を確認します。

ちなみに私はゲージのLラインを0、Fラインを10とした場合に7~8くらいを目安に入れています。

 

ちょうど半分くらいだったので、もう少し入れました。

 

あとは廃油処理ボックスにタンクのオイルを注いで作業完了です!

 

まとめ

 

もう一度かんたんに流れを説明すると・・・

 

必要な道具

・オイルチャンジャ―

・廃油処理ボックス

・オイルジョッキ

・DL-1のオイル

・ウエスかキッチンペーパー

 

交換手順

・5分ほどアイドリングさせてオイルを温める。

・助手席を跳ね上げオイルレベルゲージを抜く。

・ポンプのホースをレベルゲージに入れてオイルを抜く。

・抜き終わったらホースを抜いてオイルフィラーキャップを外しオイルを入れる。

・抜けた分と同じ量を入れたら5分ほどアイドリングして馴染ませる。

・エンジンを止めたら5分ほど放置してからオイル量のチェック

・レベルゲージのL~Fラインの間だったらOK

 

といった感じになります。

作業時間は20分くらいだし、ほんと簡単に出来るので自分でやるなら上抜きのオイル交換をおすすめします!

 

オイルフィルターも交換するならこちらの記事もどうぞ!

【ハイエース】5型ディーゼルのオイルフィルター交換手順を説明します

 

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