【閲覧注意】三菱エアコン 霧ヶ峰MSZ-SV22R-Wの分解洗浄を自分でやってみた
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ずーっと先延ばしにしていたエアコンの分解洗浄をやってみました!

しかも10年以上フィルター掃除すらしたことが無いという大物です。(/ω\)

目をそむけたくなるような写真もありますので、苦手な方はここでお引き取り下さい。

 

もちろん分解洗浄も初めてでしたが、思ったよりは簡単に出来ました。

バラしたり養生したりと面倒な作業も多いですけどね。

 

やってみた感想としては、メチャメチャきれいになったので大満足でした!!

元が汚すぎってのもありますけどね。笑

道具もそんなに使わないし、こんなことならもっと早くやれば良かったなと。

 

費用的には道具や材料を一から揃えて、7~8,000円くらいかな。

まぁ一台しかやらないなら高いと思うけど、一度買っちゃえば何台もできますからね。

とはいえエアコンを壊してしまったら逆に高くついてしまうので、その辺はよく考えてからやりましょう!

 

補足動画

 

お掃除ロボット付きエアコンの分解洗浄もやってみました

【閲覧注意】パナソニックCS-227XB-W お掃除ロボット付きエアコンの分解洗浄を自分でやってみた


 

 

【準備編】エアコンの分解洗浄に必要な道具や材料は?

まずは必要な道具や材料を揃えましょう!

今回私が使った道具や材料は下記の通りです。

もっと使いやすいものもあるかと思いますが、、、

参考にしてみてください。

 

エアコン洗浄に使用する道具や材料

  • ドライバー類
  • 掃除機
  • ブラシ
  • 塗装用ベンダー(両面短毛)
  • レジャーシート(床養生用)
  • 布コロナマスカー(500㎜くらい)
  • ウエス
  • 蓄圧式噴霧器
  • バケツ
  • エアコン洗浄剤
  • カビキラー
  • 中性洗剤等

 

こんな感じだったと思います。

もう少し具体的に説明すると・・・

 

ドライバー

家にある手回しのドライバーで大丈夫なんですが、、、

こんなのがあると何かと便利です。

 

ベッセル(VESSEL) 電動 ボールグリップ ドライバー

これは手回しドライバー型の電動ドライバーなんですが、ちょっとした作業にとても便利です。

去年は人気が出過ぎて生産が追い付かず、アマゾンで5~6倍の値段で売ってました。笑

 

今となっては色々なメーカーで出していますが、やはりベッセルが人気なようですね。

スライド式のスイッチに賛否ありますが、耐久性やもろもろでベッセルに軍配が上がるようです。

 

掃除機

掃除機はフィルターや表面についている誇りを吸うのに使うので、もちろん自宅で使用しているものでOK!

 

隙間ノズルやブラシ付きのヘッドがあると良いかも。

 

ブラシ、塗装用ベンダー(両面短毛)

ブラシはいろいろと種類があった方が便利だと思いますが、私は100均で買ったブラシ1本で掃除しました。

 

たぶんキッチンの排水溝を掃除するブラシだったと思います。

意外とこれ1本でいけましたね。笑

 

あと、エアコン掃除の数日前にフェンスの塗装をしたんですよ。

その時に、すき間の塗装用にベンダーという刷毛を使用したんですね。

 

それがちょうど洗って乾かしてあったので、掃除に使えるかもと使ってみたら、、、

それがメチャメチャ使えたんですよ!

 

ちなみにこれがベンダーです

大塚刷毛 ベンダー 両面C 短毛

 

すき間の塗装にも便利でしたが、掃除用としてもかなり使えました。

これはほんとオススメです!

 

レジャーシート(床養生用)、養生テープ

床の養生に使うだけなので、適当なビニールシートでOK

養生テープは緑色のガムテープみたいな形のテープです

 

布コロナマスカー(500㎜くらい)

これは塗装の養生によく使われている養生材です

 

アサヒペン 布コロナマスカーS 550MM×25M MD-550S

 

 

これは片側がテープになっていて、ビニール部分は折りたたまれているので伸ばすと550㎜あるんですよ。

 

私は550㎜のマスカーですべて賄いましたが、もしかしたら1100㎜もあった方が便利かも。。。

 

高いものではないので、550㎜と1100㎜を1本づつ用意するのもアリですね。

 

アサヒペン 布コロナマスカーS 1100MM×25M MD-1100S

 

ウエス

これは掃除や養生、洗ったパーツのふき取りに使います。

私は家にあったマイクロファイバーのウエスを使いました。

 

レック 激落ちクロス マイクロファイバー 10枚入

 

蓄圧式噴霧器

これは洗浄液の噴霧と洗い流しに使います。

ちなみに私も噴霧器は持ってなかったので、これを購入しました。

 

工進 ミスターオート 蓄圧式噴霧器 4L HS-401E

 

 

しょせん噴霧器なので高圧洗浄機のようなパワーはありませんが、それでもブラシと併用すれば十分使えました。

一度に2~3リットル使うので、4リッターのものが一番使いやすいと思います。

 

バケツ

これは洗浄した後に出る汚れた水を受けるために使います。

洗浄液で2~3リットル、洗い流しで2~3リットルって感じだったので、8リットルくらいのバケツが便利かも。

 

不動技研 バケツ べんりっこ ブルー 8L

 

 

エアコン洗浄剤、カビキラー、中性洗剤等

私はネットでよく見かけるのでコレを購入したんですが、使いかけのプラニソールという洗剤を知人から頂いたので結局そっちを使っちゃいました。

 

エアコン洗浄プロ505エアコン洗浄剤 ・リンス剤セット

 

汚れもよく落ちそうなので次回は使ってみたいですね。

あと、カビキラーや中性洗剤は外したパーツの掃除に使います。

ドレンパンなんかはけっこうカビが付いていたので、カビキラーが大活躍でした。笑

 

というわけで最低限の使用する道具や材料は以上になります。

あとはブラシ類がもう少し充実してると良いかもしれませんね~

 

では続いて実践編です!

 

そして!

 

ここから先はモザイク無しの写真になりますので、覚悟のある方だけお進みください。笑

 

【実践編】エアコンのばらし方と洗浄方法 三菱 霧ヶ峰 MSZ-SV22R-W

こちらが10年以上フィルターすら掃除することなく使用しているエアコンになります。ご査収ください。

 

まぁ遠目にはそれほど汚くは無いんですけどね~

 

というわけで、とりあえず棚とか邪魔なものを片づけました。

 

では上の方から見てみましょうか

もっと埃が積もってるかと思ってたけど、そうでもないみたい。

 

いや、じゅうぶん汚いんですけどね。笑

わりと天井面ギリギリに付けてるからかな~?

 

でもメンテのことを考えると、もう少し天井面にクリアランスがあった方が良さそうですね。。

左側も壁ギリギリに取付けたのは失敗だったかも。。。

 

次に全面パネルを開けてみましょう

10年以上掃除してないフィルターがコチラです。笑

 

まぁ、これは、、、そ、想定内です。

っていうか、もっと埃が積もってるかなって思ってたんですよ。

 

いや、、、じゅうぶん汚いか。笑

 

というわけで今のところ完全に想定内ですが、ちょっとルーバーを開けて覗いてみましょう!

うわっ、、、これはヤバい。。。

うん、でも完全に想定内です。(そっと閉じる)

 

というわけで、まずはフィルターを外してみました。

うーん、やっぱり汚いや。笑

 

この黒っぽいところって黒カビ?

 

下の方も黒ずんでるみたい

 

やっぱ黒カビっぽいな、、、しかし酷いもんだ。

とりあえず、フィルターの埃は掃除機で吸っちゃいましょう。

 

ちなみにうちで使ってる掃除機はコレ

サイクロンアタッチメント付きのマキタの18Vコードレスです!

 

マキタ コードレス掃除機CL282 紙パック式&サイクロンCL282FDFCW

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バッテリーは1個しか持ってませんが、バッテリーが切れても22分でフル充電できちゃう優れものなんですよ。

 

これにオプションのジャバラを2本つなげて・・・

 

同じくオプションのブラシ付きノズルを装着!

 

こんな感じで使います。

 

細いブラシ付きノズルも使ってみますか

 

こっちの方がフィルターの掃除には適してるかな。。

って、どっちもそれほど変わりませんけどね。笑

 

こういう感じで、ほとんどのゴミがサイクロンアタッチメントの方にたまるのが良いところなんですよ。

 

本体にも紙パックは付いてますが、まだ一度も交換してません。笑

 

はい、あっという間にキレイになりました。

とは言え、黒カビが付いていたので後ほどカビキラーで洗いましょう。

 

フィルターを外したところ

 

しかし熱交換器も汚いですね~

というわけで、外せそうな部品はすべて外して丸洗いしちゃいましょう。

 

パネルはもともと外せるようになっているので簡単に外せます。

 

中にも外し方が書いてありました!

パネルを水平に開いたら両側のヒンジ部を持って、、、

 

手前に引くと外れます。

 

次にカバーも外しちゃいましょう

お掃除ロボットや余計な機能が一切ついてないので、これは簡単に外せちゃいます。

 

まずはエアコン下部にあるビスマークのカバーを外します。

 

するとビスが出てくるのでドライバーで外します。(左右2か所あります)

 

ちなみにこれが例のドライバー

 

こういう作業にはピッタリの工具なんですよ

 

両側のビスを外したらビスで止まってたあたりを持って、軽くゆすりながら引っ張ります。

 

下が外れたらルーバーをかわし、更に持ち上げます

 

このあたりまで来たら斜め上方向に引っ張ると外れます

 

はい、外れましたー!これもお風呂場でカビキラーかな

 

次はルーバー

 

ルーバーはよく見ると引っかけてあったり差し込んであるだけなので簡単に外せます。

 

まずは真ん中を手前に引っ張って外して、それから左右の差し込んでいる部分を引き抜く感じ

これもお風呂場行きですね

 

ついにファンが見えましたが、、、き、汚い、、、汚すぎる。。。

チラ見してたんで、何となーく想像はしてましたが、、、

かるく超えてましたね。笑

 

ドレンパンも外れたらいいなと見てみると、、、

左側にルーバーを動かす小さなモーターが付いてるだけで、とくにビスとかで留まって無くてドレンパンは引っかけてあるだけみたいですね。

 

というわけで、まずはモーターのコネクターを外してみたんですが、これがなかなかの曲者でした!笑

コネクターって普通はコネクター側に爪があるんですが、これはモーター側のしかも裏面に爪があるんですよ。

 

この部分を精密ドライバーのような細いもので押しながら引き抜きます。

 

こっちは基板側

普通はこういう感じでコネクター側に爪が付いてるんですけどね~

そして、こっち側も外しちゃいましょう

 

あとはドレンホースを引き抜きます

これは差し込んであるだけなんですが、けっこう固着しているのでマイナスドライバーとかでこじりながら少しずつ引き抜くんですが、、、

 

はい、外れました!やはり結構固かったですね~

 

今シーズンはまだ一度も冷房を使ってないので何も養生しないで引き抜きましたが、冷房シーズン中にやる場合はドレンパンから水がドバドバと流れてくるので気を付けましょう

 

ドレンホースを抜いたら簡単に外れましたが、、、汚い。。。

 

こんな感じで外れるならモーター側のコネクターは外さなくても良かったみたい。笑

 

でもカビキラーで洗いたいから結局モーターを外すことにしました。

 

小さなビスで2か所留まってるだけなので簡単に外れます

 

ハーネスはコネクターのところだけ養生して洗おうかとも思いましたが、、、

結局外しちゃいました。笑

 

これでだいぶ洗いやすくなりましたね~

ファンも外して洗いたかったけど、今回はこのまま養生して洗浄しちゃおうかと

 

ここでマスカーの登場です!

先に電装部をくるんでから熱交側を養生しました。

ちょっと見えませんが、電装部の上に乾いたウエスをかぶせてその上からビニールで養生してます

 

あとは熱交の際にテープを貼りつけて、ぐるりと切らずに巻き付けます。

 

水がドバドバ流れる下部が一番大事なのでここは一度掃除してからテープを貼りたいと思います。

 

ふきふきふき

 

こんな感じで熱交を一周する感じで貼り付けたらビニール部分を広げます。

 

作業性をよくするため、上部は天井に張り付けました

 

そして下側はマスカーを足して足して、、、

 

筒状にしてバケツに落とします

500㎜もマスカーだと何回も足さなきゃならないので、ここは1000㎜のマスカーの方が良いかも。

 

では準備も整ったので、お待ちかねの洗浄です!

今回はプラニソールを10倍に希釈して洗浄しました。

 

まずは洗浄液をまんべんなく噴霧します

熱交の汚れはさすがに噴霧器だけでは落ちませんね~

 

ここは吹きかけるだけでどんどん汚れが落ちていきました!

 

しかし開始直後なのに、すごい色・・・笑

 

続いてブラシを併用しながら洗浄していきます。

 

熱交もファンも、ほぼこのブラシだけできれいになりました。

 

ここでベンダーの登場です!

 

こんな感じで軽く曲げてすき間を掃除します

 

手前側のすき間も

ブラシでこすっても汚れが出なくなったら水で洗い流して完了です!

 

軽くウエスで拭き取りながら養生を外します

 

しかし見違えましたね~!笑

欲を言うと細かいところがまだ汚いので、細いブラシとかあると良いかもしれません。

本体は良さそうなので、お風呂場へと向かいましょう。

 

黒カビがひどいところはカビキラーを吹きかけて少し放置しときました。

 

フィルターやルーバーはすでにカビキラー済みです。笑

 

カバーの汚れは毛足の固いブラシは不向きみたい。

けっきょくウエスに洗剤を付けてゴシゴシこすりました。

 

というわけで、ドレンパンも見違えましたね~!

 

ルーバーのモーターを取り付けて戻します。

 

この辺まで戻したら、軽く運転して問題がないかチェック

 

大丈夫そうなので復旧しました。

フィルターもこの通り!キレイになりました。

しかし見違えたな~

 

というわけで完了です!

内部を乾かすために、しばらく送風運転しときました。

 

まとめ

何もついていないシンプルな機器だったので割と簡単にバラせましたが、お掃除ロボット付きとかだと大変そう。。。

お掃除ロボットって結局フィルターしか掃除しないので、ファンとか風の出るダクト部は同じようにカビちゃうと思うんですよね。

そう考えると、何もついていないシンプルなエアコンを買って定期的に自分で掃除するのがベストなのかもしれません。

 

あと、エアコンの取り付け位置なんですが、上下左右にメンテスペースがあった方が良かったなと。

私の場合、上部と左側面に寄せてしまったので、そこらへんが良く見えなかったんですよ。

寄せるにしても、せめて10センチくらいはスペースを空けた方が良いかもしれません。

 

あとはやっぱり養生につきるかな~

テープの貼りが弱くて洗ってるうちに剥がれてきたりして、けっこう漏れました。笑

とはいえ、しょせん噴霧器なので大したことはありませんけどね。

 

なので、漏れる前提で回りもきっちり養生してからエアコン周りの養生をした方が良いかもしれません。

まぁ、これは一度やってみないとどこが悪いか分からないので、徐々に改善していけば良いかも。

というわけで、家にある残りのエアコンは2台ともお掃除ロボット付きなので、次回チャレンジしてみたいと思います!

 

興味はあるけど、自分で分解して掃除する自信は無いな~

って方は、勉強がてら一度プロに依頼するのも良いかもしれません。

 

エアコンクリーニングはプロにおまかせ!【ユアマイスター】

 

業者さんの紹介サイトのようですが、登録してる業者さんがたくさん出てくるのでサービス内容や値段を比較出来て良さそうでした。

段取りや分解方法なんかも学べそうだし、一度プロに依頼するのもアリだと思いますよ!

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